実緒さんが体験レッスンに来たのは夏休みが終わるころだったと思います。
デッサンはあまりやったことがないと聞きましたが、構図など、初心者とは思えないほど最初から的確に出来ていました。
少々アドバイスするだけですぐにコツを掴める子だったので、伸びるのは早いだろうと思いました。
たまたま、レッスンに来れる曜日が助手の先生が担当の日だったこともあり、
久しぶりに冬休みに作品を見ると、静物のモチーフは高校生くらいのレベルになっていました。
しかし、年末から年明けはアトリエがお休みだったので、毎日自宅でデッサンをやり、画像を交換しながらメールで指導をしました。
お正月にも毎日描いて努力した甲斐もあり、1月に第2希望の市原中央に合格しました。
しかし、静物デッサンが上達すると、手のデッサンがなかなか上達せずに苦労していました。
市原中央の合格のあとは手のデッサンだけを集中して行いました。
公立の試験の直前は毎日描いてましたね。かなり良くなったと思ったのは入試の2日前くらいではなかったでしょうか?
コツを掴んでまさに上達している最中に入試の日を迎えた、そんな感じがしました。
なので、学科が出来ていればおそらく合格出来るだろうと確信してしていました^ ^
実緒さんの作品とコメントをお知らせします。
平成30年2月
関口 実緒 さん
県立松戸高校 芸術学科
市原中央高校 芸術コース(美術) 合格!
私がアトリエこうたきに通おうと思ったきっかけは、志望していた高校の生徒さんの勧めでした。
以前から、試験に適性検査があることは知っていましたが、絵画教室に通わなくても大丈夫だろうと軽い気持ちでいました。
ですが、いざデッサンをしてみるとあまり手が進まず、とまどうことばかりでした。
これじゃダメだと思い、生徒さんに勧めてもらったアトリエこうたきへ通うことを決心しました。
通い始めたばかりの頃は影のつけ方や、色のつけ方、物の質感など、モノクロの鉛筆ですべて描き表すことが大変難しく、とても焦りました。
ですが、週に3回通い続けると少しずつデッサンの仕方を理解できるようになり、自分が何が得意で何が苦手なのか見分ける事ができるようになりました。
また、多くの先生方に苦手な所を相談し、さまざまな視点からアドバイスをいただくことで少しずつ克服することもできました。
当日の適性検査では、自分の描いた事のあるお題が出題されたので、落ちついて自分の力を発揮した絵を描くことができました。
その結果、無事に第一希望の高校に合格することができました。
私は、9月から始めたので練習する期間は短く、自分の絵が入試レベルに上達したのは入試間近だったと思います。
また、塾と絵画教室の両立は決して簡単な事ではありませんでした。
ですが、ここまで上達する事ができたのはアトリエこうたきの先生方のおかげです。
半年間の指導ありがとうございました。