Sさんは緊急事態宣言が解除されてすぐの高3の6月に入会しました。
体験の時には私がたまたま担当したのですが、すぐに入会を決めてくれてやる気満々だと感じました。
しかしお母様の話では進学について、やる気をなくして落ち込んでいると聞き、せめて専門学校には行くように!と説得してうちを探して来てくれたようでした。
自宅からうちは遠かったのですが頑張ってたくさん通ってくれました。
デッサンは人並みでしたが平面構成など着彩をやらせると人並み外れて上手でした!
他の人よりたくさん質問に来ていましたし、ポートフォリオ作りのために作品がどんどん溜まっていきました。
これなら十分合格のレベルにはなるだろうと本人の気持ち次第ではありましたが日芸を勧めました。コロナのことが影響して学校見学などは出来なかったのですが、数年前に私が学校に行った時の印象で、本人に合っていると思いました。
学科の成績が自信がなく、そこで大学受験に踏み切れないようでしたが、総合型選抜と公募推薦でチャレンジした後に専門学校のことは考えたらどうかと話しました。
すると学科の成績も頑張ったようで評定平均も上がったと嬉しそうに話してくれました。
ただ日芸の入試にはデッサンとプレゼンテーションのどちらかの選択しなければならず、プレゼンテーションの入試はハードルが高いと聞いて(-。-;悩んでいました。
しかし、着彩は他の人より常に上手でしたので、自信を持ってプレゼンテーションを選択するようにと話しました。
順調にポートフォリオは出来て、プレゼンテーションで発表する作品も(ボツにしたいくつかのアイデアはありましたが)とても良いものなりました。
試験前日のプレゼンテーションの練習はとても堂々と落ち着いて出来ていました!
結果は合格!
倍率も高かったのでどんなに自信があっても結果を描くまではわからず、推薦入試になってしまうかな?-_-bという不安もあったのですが、…一発合格は凄いです(*⁰▿⁰*)
これからはその才能を伸ばし、いつか素晴らしいデザイナーになってくださいね!
Sさんのコメントと作品を紹介します!
令和2年11月
H.Sさん
日本大学芸術学部 デザイン学科合格!
私が美術系の学校に進学すると決めたのは高校3年の5月頃でした。6月にアトリエこうたきに通い始めました。
最初はデザイン専門学校を考えていましたが、香焼先生から日大芸術学部を勧めてもらい、総合型選抜入試からデザイン科を目指すことを決めました。
私はアトリエこうたきに入るまで、デッサンなどは学校の授業でしか習ったことがなかったのですが、香焼先生をはじめ講師の先生に親身になってサポートしてくださいました。
ポートフォリオの作り方には準備期間が短かったですが、毎日のように作品作りに取り組みました。
総合型選抜入試にはドローイングと作品持参によるプレゼンテーションがあります。
作品は試しに作っていったものにアドバイスをいただき、結局納得いくまで作り直しました。プレゼンテーションの練習は正直時間もなかったので、説明することを書き起こして先生に送り、面接官から聞かれそうなことを文章にしてたくさん送っていただきました。
家でじっくりとひとつひとつ答える内容を書いて暗記していきました。
入試前日には本番に似た状況で一対一でプレゼンテーションの練習をやっていただきました。
予想外の質問もされ、言葉に詰まったときにはこんな答え方をするように!とアドバイスをいただきました。
本番は意外にも堅苦しい感じではなく、落ち着いて受けられました。
おかげで日大芸術学部デザイン学科に総合型選抜にて合格することができました。
短期間の準備ではありましたが、沢山の先生が支えてくれました。アトリエこうたきというとても素晴らしい場所にいなかったら今の自分はなかったと思います。
アトリエこうたきで学べてよかったです。ありがとうございました。