玲菜さんが入会したのは高2の冬になる頃でちょうど多くの高校生が全日本学生美術展というコンクールに取り組む時期でした。
作品は入賞しなくても入試の時に役に立つのでと、いきなりでしたが、チャレンジするように勧めてみました。
下描きは綺麗に出来て、さて着彩。
アクリルを使うように言いましたが、塗りつぶしてしまってのお母様から「間違えたようで、本人すっかり落ち込んでどうしたら良いか困っている」と連絡が😓
アクリルは何度でも塗り直せるのでとお母様に伝えたら、無事直すことができたようで😅
時間もなかったことからおそらく毎日学校帰りに来て描いていたと思います。
すごく良い作品になり、なんと特選が取れて表彰式に出席してきました。
そのあとは第一希望の大学に向けて総合型選抜で必要な作品作りに一生懸命でした。
しかし、残念ながら年内は不合格に。
気持ちを切り替えて女子美術短期大学に行きたいと年末にはデッサンの練習をやり始めました。
冬期講習は美術予備校にも通い、スピードをつけて一般入試に臨みました、
結果は見事合格!
デッサンが苦手でしたので、ハラハラしましたが、本当に良かったです🤣
しかし、チャレンジしたかった冬のコンクールには出せなかったので、大学生になってからも時間を作り作品の制作に来るそうです。
玲菜さんのコメントと作品を紹介します。
令和4年2月
海老坂 玲菜さん
女子美術大学 短期大学部 合格!
私は高2の冬期講習から参加しました。
いきなり全日本学生美術展に応募して右も左もわからないまま、使ったことのないアクリル絵の具で製作しました。
塗り方に失敗して落ち込んでいたら、アクリルは修正がいくらでもできると励ましてもらい、最後まで頑張り自分の納得のいく水の表現出来ました。
結果特選が取れて自信につながりました。
アトリエこうたきでは粘土や構成デッサン卓上デッサンなど様々な技術を教わることができました。
また藝大の先生方のデモンストレーションもあり、それを見本としてどうしたら構図が上手く行くのかなどとてもわかりやすかったです。
デッサンは苦手でしたがアドバイスを受け繰り返し描くことにより段々と上達し、女子美短大の造形学部に合格することができました。
大学に入ったらしばらく出来なかったコンクールにチャレンジしたり、まだまだ苦手なデッサンを描きにアトリエに時々通いたいと思います。